新卒1年目から見た「社会」というものについて

お久しぶりです、生きてます。私事ですが、今年3月に無事大学を卒業し、いわゆる「社会人」になりました。社会に出てわかったこと、変わったことが色々とあったので、社会人生後3ヶ月のこのあたりで所感を書き残しておきたいなと思います。最初にお断りしておきますが、ほとんど愚痴です。

蔓延る「ジェンダーの押し付け」について

大学生のころ、私は世界はどんどんマイノリティに寛容に、他人から押し付けられるジェンダーから開放的になっていっているものだと信じていました。少なくとも私の周りの人達は、そうした事柄を促進する活動に携わっている・いないに関わらず、皆性別や個性についてフラットな考え方を持っていたからです。

ところがいざ会社に入って働き始めてみると、そういう風に思えていたのはたまたま周囲の人たちがそうだったからで、実際のところ世界はまだまだ女性に王子様を探すことを求めてくるし、男性は女性を養うまでは半人前なのだという空気で満ちているのだなということに気づきました。確かに世代的に上の方々ほどその傾向が強いのは確かですが、同年代にもいないわけではありません。

私が今働いているのは広く括ってIT系企業で、技術職が多いこともあり、服装や言葉遣い、互いのワークライフバランスのとり方の違い等に関しては、比較的寛容だと思います。
男女で仕事内容や給料に差が出ることもありませんし、出産や育児に関するサポートもきちんとされている印象でした。
あくまで所感ですが、企業のダイバーシティへの取り組みとしては「意識して仕組みづくりを行っているわけではないが、まあまあ容認されている企業風土」くらいのポジションなのではないかと思います。

にも関わらず、一歩仕事の場面を離れて、ランチや飲み会の場で話をするとジェンダーに関する偏見や無意識な押しつけがぽろぽろ出てきて、それがジョークとして会話のネタになる。勿論仕事に影響がなければそれで良いので、そうした人たちの考え方を「正して欲しい」と要求する権利は私にはまったくありません。ただ単純に、自分の見ていた世界が狭くて、それゆえに幸せだったのだなあと気がついた出来事でした。

「恋愛」という最強すぎる共通言語について

もうひとつ痛感したことは、やっぱり「恋愛」というコンテンツが物凄く幅を利かせているな、ということです。

会社という、端的に言えば仕事以外の共通項がない人達のコミュニティにおいては、とにかく「恋愛」が話題に登りやすい。

これは歳上の方と話していてもそうですし、同期同士の集まりでも実感しました。実際に同期のひとりには「恋愛は誰もが通る道だから、他に話題がない時は取り敢えず話を出しておけばどうにかなる」と言われたこともあります。

こちらに関しても仕方ないことと言えば仕方ないことではあるのですが、個人的には「早くそれぞれの相手に対して共通の話題を見つけないとつらいな……」と感じました。

言ってしまえばどれもこれも「いろいろな人が集められたコミュニティの中で付き合う相手を選べないこと」の弊害であって、何一つ特別なことではないのですが、なんというか社会の厳しさを実感する日々ではあります。

勿論今までと全く異なる価値観の人達と話す中で思いもよらなかったことに気付かされたり、「なるほどこういう考え方の人もいるんだ」と勉強になることもあるので、全体的には楽しい生活を送れているのですが、やっぱりまだまだ世界は変わる余地があるんだな、と思いました、というお話です。

とりとめもないエントリになりましたが、明日からまた頑張ります。